
どんな紙袋が高品質?良い紙袋を選ぶ基準を教えます

紙袋を注文する際には、スタイリッシュなデザインももちろん大切ですが、紙の質や丈夫さも重要です。
紙袋は用紙と手提げ紐でできていますが、それぞれの組み合わせにより特徴がそれぞれ異なります
ここでは高品質な紙袋を作るために、それぞれの紙の特徴や仕様について解説します。
強度を重視するならクラフト紙系紙袋がおすすめ!
重いものを入れるために作る紙袋なら、強度を重視する必要があります。
強度が高い紙袋を検討しているならクラフト紙系の紙袋がおすすめです。
中でも未晒クラフト紙は、クラフト紙の中でももっとも強度が強い紙です。
茶色でざらつきのある手触りですが、オーガニックのイメージがあるため、環境に気遣うイメージをアピールしたい場合に多く採用されています。
また、クラフト紙には複数種類があり、少し強度は劣りますが白くてツルっとした手触りの片艶晒クラフト紙というものもあります。この紙は未晒クラフト紙に比べて印刷適正も高く、写真印刷も可能です。強度を求めるなら、クラフト紙を採用することで高品質な紙袋が出来上がります。
印刷をきれいに見せるならコート紙
コート紙はコート剤と白い鉱物をコーティングした用紙です。
一般的にはポスターなどでよく使われている用紙なのでイメージしやすいと思います。
コート紙は最も印刷に適した紙です。印刷した色は鮮明な仕上がりで、光沢感があります。光沢感のある紙は多くの方に高品質なイメージを伝えることができます。
高品質な紙袋が欲しいけど細部に渡り検討する時間がない場合やデザインに少し自信がない場合は、コート紙を選ぶと高品質な紙袋になります。
クラフト紙の良さと色を楽しめるカラークラフト紙
先にも紹介した強度が高いクラフト紙に染色した用紙がカラークラフト紙です。
用紙に直接印刷をしているので、雨や擦れによる色落ちすることなく紙袋を作成することができます。
赤や緑などカラフルなカラーが揃い、イメージに合わせて選択ができます。
通常のクラフト紙と併用することで印刷デザインは同様でも簡単にイメージを変えることが可能です。
手提げ紐で差をつける
用紙以外にも、手提げ紐でも品質は左右されます。
手提げ紐には、ポリピロピレン製や紙製、アクリル製、プラスチック製などがあります。ポリピロピレン製や紙製、アクリル製は紐対応で紙に穴をあけて通すタイプが一般的です。
また紐を糊で止める形状もあります。穴に通すタイプを検討する際は、デザインが穴で崩れないか注意が必要です。
糊で止める対応は、穴を開ける対応に比べて重い荷物を入れる場合には適していません。
それぞれ入れるものに合わせて選びましょう。
プラスチック製は、紙を挟み込むように取り付ける形状です。
このタイプはどの紙袋にもマッチします。また取っ手の根元部分に凹凸があるため、ふたをぴったり閉じることが可能です。紐を通すタイプと比べて取っ手部分がちぎれる心配もないので雨の日などにもある程度対応します。
プラスチック製は書類を入れる用途の紙袋に人気です。
目的により紙質を選択する
ここでは、紙質と手提げ紐による紙袋の品質の違いについてご説明しました。
高品質な紙袋を作るには、使用目的に合わせて紙を選ぶことがポイントとなります。
中に入れるものは何か、伝えたいイメージは? 使用するシーンは?などを明確にして高品質な紙袋を作成しましょう。
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