紙の種類について
プレミアムオンラインでご用意している用紙は5種類。 ここでは各用紙の特徴をご紹介いたします。 用紙の種類によっては、色、手触り、印刷適正が少しずつ異なるので、 イメージしているデザインや使用目的に最適なものが分からないという方は、お気軽にご相談下さい。

未晒クラフト紙
未晒クラフト紙は、パルプを原料とした漂白されていない茶色いクラフト紙のことをいいます。 クラフト紙の中では、最も丈夫で強度が高いのが特徴。 無骨感がある反面、エコやオーガニックといった企業イメージや雰囲気を出したい時に、オーガニックを売りにした企業様に、よくご利用いただいている用紙です。 用紙の表面がザラザラしている分、インクを吸収しやすいため、単色で印刷されることが多いです。

半晒クラフト紙
半晒クラフト紙は、未晒クラフトを少しだけ漂白した紙です。 文字どおりで、未晒クラフト紙と晒クラフト紙(白い紙)の中間くらいの肌色に近い薄い茶色です。 コンビニで売られている茶封筒も同じ半晒クラフト紙です。 未晒クラフト紙が、若干無骨なイメージもありますが、半晒クラフト紙はそれよりもソフトな優しい雰囲気があります、未晒クラフト紙と同等の強度を持ち、印刷適正は、未晒クラフト紙と比べると向いております。

晒クラフト紙
晒しクラフト紙は、未晒クラフト紙を真っ白になるまで漂白したクラフト紙のことをいいます。 漂白してる分、未晒クラフト紙と比べると強度が落ちまが紙袋としての強度は十分あります。 包装紙や紙袋によく使われるメジャーな用紙で、洋菓子店や和菓子店といった百貨店の地下スイーツ店の多くは、この用紙を使用しています。 紙袋の中で最もスタンダードな用紙です。

片艶晒クラフト紙
片艶クラフト紙は、印刷適正をより高めるために、晒しクラフト紙を片面だけ平面処理をした用紙です。 晒しクラフト紙は紙のテクスチャーがあるのに対して、こちらは、ツルリとしており薄い光沢感があります。 表面処理を施している分、印刷適正が高く写真やイラストなどのデザインの再現が可能です。 クラフト紙の強度と印刷適正が高いのが特徴。

コート紙
コート紙は、上質紙を原料としたコート剤と白い鉱物をコーティングした用紙で、別名「塗工紙」とも呼ばれます。 カレンダーやポスター、チラシ等によく使用されており、今回ご紹介した用紙の中で、最も印刷適正が高いです。 色を鮮明に綺麗に出したい時や光沢感を出したい時におすすめです。 紙袋を製作加工時に折り加工をする際に、コート紙のコーティング剤が割れやすくなるためラミネート加工が必要となります。

カラークラフト紙
カラークラフト紙は、クラフト紙そのものを染色した用紙です。 これまでの、用紙に色を印刷したものと異なり、断面や裏側にもしっかり色がついている紙袋が作れます。 また、雨や擦れによる色落ちの心配がありません。 カラーラインナップは全15色で、色によって価格が変わることはありません。 同じデザインでカラークラフト紙の色だけを変えても製品単価は変わらないので、コストを抑えつつバリエーションを増やすことができます。